
魚と川
ヤマメ・アマゴ・イワナの見分け方|朱点と斑紋・県別対象魚
ヤマメとアマゴは朱色の点、イワナは白っぽい斑点を手掛かりに見分けます。遊漁規則に載る対象魚は、実際に釣れる魚の分布そのものではありません。
この記事で分かること
- 朱点・小判型の模様・白い斑点の違い
- 県別の対象魚を集計すると分かること
- 告示と実際の生息を区別した川の探し方
目次
013種はどの模様で見分ける?

アマゴは朱点、ヤマメは朱点のない小判型の斑紋、イワナは白っぽい斑点が手掛かりです。
ヤマメとアマゴは体の模様が似るため、小判型の模様だけでは区別できません。
小判型の斑紋をパーマークと呼びます。3種に共通する小さなアブラビレは、魚種を分ける決め手にはなりません。
| 魚種 | 朱点 | パーマーク | 体の斑点 |
|---|---|---|---|
| ヤマメ | なし | あり | 黒点(背側) |
| アマゴ | あり(朱色の小点) | あり | 黒点+朱点 |
| イワナ | なし | なし | 白い斑点。背に虫食い模様が出る個体群も |
まず体側の朱点を探し、次に斑紋の形と色を見比べましょう。
02同じ県なら同じ魚が対象になる?

同じ県でも、川によってヤマメとアマゴの対象が分かれる場合があります。
県境と水系の境界は一致せず、漁協ごとに対象魚を告示するためです。
掲載規則では、ヤマメのみの県が19、アマゴのみが11です。両方が対象の県は12あります。
- 北海道3
- 青森県16
- 岩手県17
- 宮城県12
- 秋田県20
- 山形県16
- 福島県10
- 茨城県4
- 栃木県8
- 群馬県10
- 埼玉県6
- 東京都3
- 神奈川県4
- 新潟県16
- 富山県11
- 石川県8
- 福井県12
- 山梨県12
- 長野県16
- 岐阜県22
- 静岡県18
- 愛知県11
- 三重県11
- 滋賀県11
- 京都府11
- 大阪府5
- 兵庫県11
- 奈良県13
- 和歌山県13
- 鳥取県3
- 島根県7
- 岡山県10
- 広島県11
- 山口県15
- 徳島県7
- 愛媛県11
- 高知県13
- 福岡県4
- 佐賀県3
- 熊本県8
- 大分県10
- 宮崎県14
- 鹿児島県2
県名だけで魚を決めず、選ぶ川の漁協の対象魚まで読みましょう。告示の集計は、生息調査の結果そのものではありません。
03告示にイワナがなければ生息しない?

対象魚として告示されていないことだけでは、イワナが生息しないとは言えません。
遊漁規則が扱う魚と、実際の生物の分布は資料の目的が違うためです。
掲載では245漁協がイワナを対象にしています。対象の告示がない県は13あります。
告示の有無を釣れる保証にせず、魚の識別と採捕の規則を分けて読みましょう。
04魚種を決めたら川をどう探す?
県別の対象魚一覧から、魚種ごとの河川一覧へ進めます。
県の集計だけでは、どの川をどの漁協が扱うかまでは分からないためです。
対象は43都道府県の収録規則です。魚種名のリンクがある行では、その魚を扱う河川の一覧を開けます。
- 北海道イワナ・ニジマス・アメマス
- 青森県ヤマメ・イワナ・ニジマス
- 岩手県ヤマメ・イワナ
- 宮城県ヤマメ・イワナ・ニジマス
- 秋田県ヤマメ・イワナ
- 山形県ヤマメ・イワナ・ニジマス
- 福島県ヤマメ・イワナ
- 茨城県ヤマメ・イワナ
- 栃木県ヤマメ・イワナ・ニジマス
- 群馬県ヤマメ・イワナ・ニジマス
- 埼玉県ヤマメ・イワナ・ニジマス
- 東京都ヤマメ・イワナ・ニジマス
- 神奈川県ヤマメ・イワナ・ニジマス
- 新潟県ヤマメ・イワナ・ニジマス
- 富山県ヤマメ・イワナ・ニジマス
- 石川県ヤマメ・イワナ・ニジマス
- 福井県ヤマメ・アマゴ・イワナ
- 山梨県ヤマメ・アマゴ・イワナ・ニジマス
- 長野県ヤマメ・アマゴ・イワナ・ニジマス
- 岐阜県ヤマメ・アマゴ・イワナ・ニジマス
- 静岡県アマゴ・イワナ・ニジマス
- 愛知県アマゴ・イワナ・ニジマス
- 三重県アマゴ・ニジマス
- 滋賀県アマゴ・イワナ・ニジマス
- 京都府ヤマメ・アマゴ・イワナ・ニジマス
- 大阪府アマゴ・イワナ・ニジマス
- 兵庫県ヤマメ・アマゴ・イワナ・ニジマス
- 奈良県アマゴ・イワナ・ニジマス
- 和歌山県アマゴ
- 鳥取県ヤマメ・アマゴ・イワナ・ニジマス
- 島根県ヤマメ・アマゴ・イワナ
- 岡山県アマゴ・イワナ・ニジマス
- 広島県ヤマメ・アマゴ・ニジマス
- 山口県ヤマメ・アマゴ
- 徳島県アマゴ
- 愛媛県アマゴ
- 高知県アマゴ
- 福岡県ヤマメ・アマゴ
- 佐賀県ヤマメ
- 熊本県ヤマメ・ニジマス
- 大分県ヤマメ・アマゴ
- 宮崎県ヤマメ・ニジマス
- 鹿児島県ヤマメ
目当ての魚種から川を選び、券の対象魚と期間を揃えましょう。
まとめ
- アマゴの朱点と、イワナの白い斑点が手掛かりです。
- 県名だけで魚を決めず、川ごとの情報も読みます。
- 告示のない魚が、生息していないとは限りません。
- 魚の識別と採捕の可否は分けて判断しましょう。
つぎに見る
よくある質問
3種には共通する特徴もありますか?
背びれと尾びれの間に小さなアブラビレがあります。アブラビレはサケ科に共通し、3種を分ける決め手にはなりません。
サクラマスとヤマメは別種ですか?
サクラマスはヤマメが海へ下って戻る降海型です。遊漁規則では、通常のヤマメと別の券や制限を設ける場合があります。
放流された川でも分布の区分は使えますか?
放流によって、本来の分布と異なる魚が入る場合があります。広い地域の傾向と、目の前の魚の模様を分けて考えます。
県別の分布は、Nyukeiが掲載する43都道府県の漁協の遊漁規則を集計したものです。 各漁協の出典と確認日は個別ページに記載しています。